苺月1

今日は何の日

🍓 ストロベリームーン

― 赤い月に秘められた文化、神話、そして魂へのメッセージ ―

(Strawberry Moon)

夜空に浮かぶ赤い満月――。
それは単なる天文現象ではなく、太古の記憶と魂の旅路を照らし出す“扉”かもしれません。

🌕ストロベリームーンの語源と文化的背景

「ストロベリームーン」という呼び名は、北米のネイティブアメリカンの部族――とりわけアルゴンキン族に由来すると言われています。

彼らは月ごとに自然の移ろいを表す名称を与えており、6月の満月は、野生のイチゴの収穫期に重なることから「Strawberry Moon(いちごの月)」と呼ばれていたのです。

これは単なる農業暦ではなく、自然と調和して生きる叡智の結晶でした。
現代に生きる私たちにとっても、この名称には季節の節目を感受し、心を見つめ直すきっかけが宿っています。

🌑神話・信仰における「赤い月」

ストロベリームーンは、その見た目から赤みを帯びた月としても知られます。

これは大気中の湿度や月の高度による光の散乱現象ですが、古代においてこの“赤い満月”はしばしば神の予兆・大いなる変容・感情の爆発の象徴とされてきました。

ギリシャ神話では、月は女神セレネの象徴であり、「情熱と運命の照射者」。
古代中国では、赤い月は「陰の極まるとき」であり、陰陽が転じる瞬間。
日本の陰陽道では、満月は“清めと照らし”の時であり、「想念を手放す夜」。

つまり、ストロベリームーンは「感情と記憶が満ちる月」。
その波動は、心の奥深くに閉じ込めてきたものを浮かび上がらせ、再統合の準備を促す力を持っています。

🔭天文現象としての満月と心身の関係

天文学的には、満月とは太陽・地球・月が一直線に並ぶ瞬間。
その整列によって、地球は両側から引っ張られ、潮汐力が最大化します。

この潮の満ち引きと、私たち人間の身体や感情にも密接な関連があると考えられています。

満月の日に「出産が増える」、
感情が高ぶりやすくなる、
睡眠が浅くなる・夢見がちになる――。

こうした体験は、実際に研究や統計でも確認されています。

特に女性性(月)と水(感情)はスピリチュアルにおいても繋がっており、
ストロベリームーンのような“情熱の月”では、恋愛やパートナーシップにまつわる感情が揺さぶられやすくなるのです。

✨スピリチュアルに見るストロベリームーンのエネルギー

なぜこの満月が「恋愛に効く」「運命の再会を導く」と言われるのでしょうか?

その理由は、ストロベリームーンに含まれる波動が――

ハートチャクラ(第4チャクラ)を開く

女性性(受容)と男性性(行動)のバランスを整える

過去の愛・未完の感情・別れた魂との再接続を促す

といった、“愛の再構築”に深く関わる性質を持っているからです。

「元恋人を思い出す」「ツインレイと再会した」「片思いの相手に動きがあった」
そんな出来事が報告されるのも、その象徴的な一例です。

🧘ストロベリームーンに感じやすい心の変化

過去の記憶に涙が出る

優しさと寂しさが同時に込み上げる

誰かに連絡したくなる、あるいは夢に出てくる

言葉にできない懐かしさを感じる

これらは、月の波動があなたの中の「感情の扉」をノックしている合図。
抑えてきた想い、忘れたふりをしていた恋、
それらすべてが「今こそ昇華のとき」として、静かに浮かび上がってくるのです。

ストロベリームーンは、宇宙が用意した“魂の記憶装置”

それは、単なるロマンチックな満月ではなく――
あなたが誰かを深く想い、誰かに深く想われていた証を思い出すための夜。

その想いを、今のあなたはどう受け止め、どう未来へと繋げていきますか?

📎【後編はこちら】
▶ 2025年の山羊座ストロベリームーンが映す、魂の系譜とカルマ解放の鍵

🍓 ストロベリームーン

― 赤い月に秘められた文化、神話、そして魂へのメッセージ ―

(Strawberry Moon)

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